不動産を売るための工夫~うるうるハウス~

契約書の中身について

いくつも手続きがあります

不動産を売るということは、一般の人にとっては、一生の中でそれほど多く経験できることではないでしょう。住宅を買うことはあっても、頻繁に売ったり買ったりするということはあまり想定しにくいからです。実は、一般の消費財とは異なり、不動産を売るには結構な数の手続きが必要となります。ここでは、数ある不動産の中でも最もポピュラーな不動産である「一戸建て住宅」を売るというケースで説明することにしましょう。戸建住宅を売る場合には、まず「どれくらいの金額で売れるのか」を地元の不動産業者等に査定してもらい、査定金額に納得できれば、買い手探しを業者に依頼することになります。この業者に依頼する際に「媒介契約」という契約書面を締結する必要があります。

金額が折り合ってもすぐに契約とはなりません

媒介契約を締結後に、業者が買い手を見つけてきたとしましょう。金額的に折り合いがついて、いよいよ売買契約を締結する段階になりましたが、あなたの戸建て住宅が建っている土地について、お隣さんとの境界が決定していないことが判明しました。この場合には、戸建て住宅を買主に引き渡す前までに、あなた(売主)の責任と費用負担において、境界の確定作業をしなければなりません。測量会社にお願いすることになりますが、費用が数十万円かかることを想定しておきましょう。境界も決まり、売買契約を締結したいところなのですが、売買契約書の中身についても多くの場合交渉が発生することになります。買主の希望と売主の希望を調整しながら契約書の中身を詰めていくため、簡単に契約書捺印とはならないわけです。不動産を売るには手間と時間がかかることをよく覚えておいてください。